会社の信頼、自分の信頼を築くのが建設業の営業の仕事
誰かではなく、自分に頼って貰える営業マンになりたい

建築事業本部 建築営業部 営業課
伊藤 洋平

2004年4月入社
人間環境学部 人間環境学科 卒

私の仕事

現在は新潟本社の建築営業部で建物の新築・建て替え・改修工事の受注を目指す営業活動をしています。民間の企業や、設計事務所を訪問することで工事の情報収集を行い、受注機会の拡大を図っています。また既に工事をさせていただいたお客様のメンテナンス工事の窓口もしています。私が担当する取引先は70~80社あり、現在は大小併せて10~15件の工事案件の担当をしています。

志望動機

幼いころから建物をつくっている工事現場を見るのが好きでしたので、建設業界を志すようになったのは自然の流れかもしれません。もともと本間組は知名度があり有名でしたし、働いている高校の先輩が周りに沢山いたこともあり、会社の話はよく聞いていました。当時、会社訪問をした際、極度に緊張していた私に優しく対応してくれ、社員の温かさに触れたのも決め手の一つですね。

これまでのキャリアを通して

まず営業職の仕事は自治体・官公庁を取引先として主に公共工事を扱う「官庁営業」と、民間の企業のお客様を取引先として事務所や店舗、商用施設などを主に扱う「民間営業」の2つに大きく分かれます。
入社してすぐ新潟本社の官庁営業を担当する部署へ配属となりました。入札公告(公共工事の発注見通し)のチェックや、入札のための申請書類の作成、新潟県内全エリアの入札会場へ出向いての入札業務を行っていました。当社の実績や評価、参加資格などを常に最新の状態に保ち、いつでも入札に対応できるようにすることが仕事でした。
6年目から民間営業の一つである不動産部へ配属となりました。土地の売買やその仲介業務を行うことが主な業務です。土地の販売と同時に「建物も当社にお任せ下さい」といった具合に営業活動を行います。上手く当社に任せて頂けることになれば、同じく民間営業である建築営業部へ引き継ぎを行います。現在でも不動産部と建築営業部が同じフロアで隣り合い、毎朝ミーティングを合同で実施し情報交換を行っています。
8年目からは東京支店へ転勤となりました。私が配属された開発営業部は新潟本社の不動産部と建築営業部の業務が合体した部署なので、オールインワンの営業活動が求められました。東京は繁華街や住宅密集地での工事が多く、例えば住宅地にマンションを建設する際には地域住民の方に工事の説明会を実施します。工事開始前までは営業担当が窓口になり、段取りや説明会の運営をします。お客様・設計者・工事部門と地域住民の方の間に入るのが営業担当なので初めはとても苦労しましたが、プロジェクトが軌道に乗り、竣工を迎えた時は嬉しかったですね。建設業の営業職は皆さんがイメージする営業職とは少し毛色が違うのでイメージしづらいと思います。会社や自分の信頼を築くことが、建設業の営業職の仕事であり、お客様との関わりも大変深いものになります。どこの会社の誰でもいいのでは無く、「伊藤さんに相談がある」という一本の電話を貰うことが醍醐味ですね。

印象に残っていること

つい最近の話なのですが、ある企業様が事業所を建設するにあたり当初3~4業者から提案を募集したのですが、イメージに合う提案が無かったそうです。そこで取引先から当社を紹介され、チャンスが舞い込んできました。関連部門と相談し「なんとか期待に応えよう!」と引き受けることとなりました。設計部門と打ち合わせを進め、パース(イメージ図)と提案資料を持参し説明したところ、お客様にとっては予想以上のプレゼンであり、併せてお客様の人気商品を模した建物の外観を気に入られ、「やっぱり本間組さんですね!」と喜んでいただけました。結果、当社にご下命いただき、施工することとなりました。当社を紹介してくれた取引先というのは以前、当社で施工し非常に高い評価をいただいていたお客様であり、「本間組なら期待に応えてくれるかもよ」と紹介していただいたことが何よりも嬉しく思いました。1回の取引で終了するのではなく、巡り巡って別の方向からチャンスや仕事が舞い込んでくることがあると改めて実感した案件だったので非常に印象に残っています。

将来の目標

お客様が「本間組さんなら任せられる」と、二つ返事で発注をいただいた上司の営業現場に同行したことがあります。当社の実績はもちろん営業担当としての確かな仕事をしてきた結果であり、日々の積み重ねで勝ち取った「信頼」だと思います。営業としては最高の褒め言葉ですよ。自分もこういったお客様が1人でも、1社でも増やせるように努力して行きたいですね。
目指す姿としては、どんなことでも相談してもらえる営業担当になりたいです。建物を建てるというのはお客様にとって大きな買い物をすることになりますし、そもそも土地や建物に関して専門的なことや細かい知識を持っている人はそう多くはありません。プロとしてお客様の課題を一緒に解決していく存在、「誰に相談しよう」と考えた時「本間組の伊藤」って頼って貰える存在になりたいと思っています。

学生へのメッセージ

建設業の営業職は既存の製品を売り込むのではなく、お客様に寄り添い支え、二人三脚で新しいものを生み出す創造的で、面白みのある仕事だと思います。そういった仕事に興味のある方は、是非一緒に働きましょう。私はこの会社で「後ろ向きに考える必要はない!心配せずにやれ!」と仕事をさせてくれる上司と出会いました。もちろん自分勝手にという意味でなく「間違った方向に行きそうであれば止める」としっかりと見守ってくれるので、安心して働くことができる職場です。
就職活動において自分に何が合っているかなんて分からないと思います。少しでも興味があれば何事もやってみることから始めてください!前向きに捉えて挑戦してみることが大切だと思います。頑張ってください!

これまでの経歴

2004年4月
入社。新潟本社 営業本部営業部へ配属
官庁営業を担当
2009年4月
新潟本社 不動産部へ配属
2011年4月
東京支店 開発営業部へ配属
官庁・民間営業を担当
2015年4月
新潟本社 建築営業部へ異動
民間営業を担当中

私のある1日

7:45
出社
8:10
部内ミーティング
8:25
ラジオ体操
8:30
見積り資料準備、お客様への訪問。
12:00
昼休憩
13:00
お客様への訪問(2~3件)
16:30
社内会議
17:30
翌日に使用する資料作成
18:30
退社

OFFショット

休日は子供を公園へ連れて行ったりと家族との時間を過ごしています。