建築社員座談会

ビル、工場、学校、病院など私たちの生活に欠かせない建築物を現実世界に形づくる建築エンジニア。専門知識や国家資格はもちろん、コミュニケーション能力も求められる彼らは、本間組でどのように成長し、それぞれの未来を目指すのか――ここでは、成長のための環境とサポート体制を紹介します。

プロフィール

  • Aさん

    Aさん 新潟本社 建築事業本部 建築部 工事課
    2011年 新卒入社

    新潟県内でごみ処理場、高齢者施設など多様な建築現場を経験。岩手県では東日本大震災発生後の災害復旧の一環で漁協施設を手掛けた。

  • Bさん

    Bさん 新潟本社 建築事業本部 建築部 工事課
    2015年 新卒入社

    主に新潟県内で工場や大学の建築を担当。サボテンなどの観葉植物を愛する心優しき技術者。

  • Cさん

    Cさん 新潟本社 建築事業本部 建築部 工事課
    2022年 新卒入社

    入社2年目で1級建築士を取得。新潟県内の銀行、倉庫、病院などの現場を経験。

  • Dさん

    Dさん 新潟本社 建築事業本部 建築部 工事課
    2022年 新卒入社

    学生時代に応援団長・生徒会長として培ったコミュニケーション力を活かしたいと施工管理職を志望。入社3年目で1級建築士を取得。現在はホテルの増改築を担当。

本間組への入社の決め手は?

「人」の温かさ、誠実さ

DさんDさん
大学で学んだ建築の知識を活かしたい、地元・新潟県の企業で働きたい、本間組の人事担当の方が気さくで何でも聞くことができた、の3点で決めました。
CさんCさん
社員の印象は大きいですね。私の就活時代は新型コロナ感染拡大の時期と重なり、企業の方と直接会う機会が限られていたので。当社のインターンシップで、社員が業者や近隣の人と和やかに話していたし、私たちにも優しく接してくれたのを覚えています。「現場は厳しいと聞いていたけれど、全然大丈夫だ」と実感できたことが決め手になりました。

BさんBさん
もともと理系でモノ作りが好きなので、就活では建設会社を目指しました。大学で開かれた合説で、たまたま一番先に座ったのが当社のブース。採用担当者のフレンドリーさに惹かれたことと、地元に特化した仕事がいいなと思ったことで入社を決めました。
AさんAさん
やっぱり人の魅力ですかね。就活の説明会では、普通は良いことを言うと思いますが、当社の採用担当者は強みも弱みも説明してくれた上で、「それでも一緒にやろうよ」と真摯に伝えてくれた。いいなあと思いました。その印象は今も変わりません。

BさんBさん
私はインターンの時からAさんにお世話になり、入社後は教育係としていろいろ教えていただいたので、Aさんの存在も決め手です。
AさんAさん
その新人が成長して、今では現場代理人として活躍している。上司冥利に尽きます!

仕事のやりがいは?

仲間や上司、クライアントが「認めてくれた」

BさんBさん
入社3年目の現場で外構工事が間に合わない事態に直面。ダメもとで知り合いの協力業者さんに電話したら、急遽かけつけてくれて型枠を組み上げてくれたんです。「Bさんが頑張っているのは毎日見ていたから、協力してやろうと思ってね」って。一生懸命やっていれば、助けてくれる人がいるんだということを知りました。
CさんCさん
努力を見ていてくれたという経験は私にも!天候が悪い・工期が短い・複雑な形状という難しい現場で生コンを打設するとき、考えに考えて出したスケジュールが協力業者さんに「無理!」といわれるくらい厳しいものに。雨が降ったらやり直しのスケジュールでしたが、なんと当日は快晴。天気も私の努力を見ていてくれたんだと思いました。
AさんAさん
私にも印象に残る上司の言葉があります。東日本大震災発生後の復旧工事に赴任する時、「新潟なら本間組として認知してもらえるけれど、岩手ではそうはいかない。『Aさん』として仕事をしてきてほしい」と言われたんです。仕事は「人」がするもの、協力業者も周囲の人も「人」を見るということですよね。今もその言葉を意識して仕事をしています。
DさんDさん
温かい言葉は心に響きます。初めての現場で、右も左もわからない状況で、先輩にひたすらついて回る日々が続いたんですが、12月に竣工した時、発注者の方が私にも丁寧にお礼を言ってくださったんです。がむしゃらにやったことに意味があったんだ、報われた!と感動しました。この仕事のやりがいは「これか!」と実感しました。
CさんCさん
そう、工事が完成したときは格別!足場やシートが外されて建築物の全貌が見えたときはいつでも感動します。

成長できる理由は?

「人と人のつながり」が背中を押してくれる

AさんAさん
私の入社時は、現場で設計図の読み方を習い、Eラーニングで知識を身につけていく感じで、一級施工管理の資格を取ったのは4年目。DさんもCさんも若いうちに一級建築士資格も取ったなんてすごい!モチベーションは何だったの?
DさんDさん
施工に関わりたいと思っていたので、実は建築士資格を取るつもりはなかったんですが、上司や周囲の勧めがあり、同期のCさんも取るというので(笑)。学んだ知識は施工管理に生かせるので結果的にはプラスです。
CさんCさん
入社までは、施工を経験したのちに設計に進みたいと思っていたので、内定後に建築士の学科試験対策を始めていました。ところが、工事現場での仕事が楽しくて!建築士の知識も活かしながら、このまま施工管理を続けたいと思っています。
BさんBさん
建築部は社員同士のつながりが密で、資格を取るにも、現場のことでも、わからないことがあればすぐに聞けるし、上司がしっかりと見てくれるのも心強いですね。
CさんCさん
建設現場での仕事は大変だろうなと思っている人に、「本間組では、上司が絶対に助けてくれるから、『できる』ようになり、『楽しい』と思える日が来る」とぜひ伝えたいです。入社して3年間の実感です。

AさんAさん
私は「探求心を持って」と伝えたいですね。意味がない・価値がないって、やってみないとわからない。一見、無駄だと思う事にも、絶対に価値があるから。ちょっと話が変わりますが、私の趣味はDIY、車の塗装、原動機といろいろ。こういう雑学や引き出しが施主さんや協力業者さんたちとのコミュニケーションに使えることも多いんです。世の中に無駄なことなんかないと思っています。
BさんBさん
私は趣味で、フィカス等の植物を50種類くらい育てているのですが、この趣味も活かせますか?
AさんAさん
植物の趣味も、建物の緑化や外構工事などにきっと繋がるはず!効率だけで計らずにやってみよう!

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