地域に根ざしながら、
全国各地でも工事を手がける

土木事業本部 土木部 工事課
2021年 | 新卒入社

civil engineering

※記事内の情報は2025年2月の取材時点のものです。

キャリアパス

1年目
新潟県内 港湾施設護岸改良工事 安全管理、写真撮影・整理、測量・位置出し、検査書類作成、検査立会
2年目
新潟県内 港湾施設護岸改良工事 安全管理、写真撮影・整理、測量・位置出し、変更図面作成、品質・検査書類作成、検査立会 新潟県内 港湾施設護岸改良工事 安全管理、写真撮影・整理、測量・位置出し、品質・検査書類作成、検査立会
2~4年目
大阪府内 新駅建設に関わる土木工事 安全管理・写真管理・出来形管理・品質管理・工程管理・検査書類作成
4年目
新潟県内 広域河川築堤工事 安全管理、写真撮影・整理、測量・位置出し、図面作成・修正、品質・検査書類作成、協力会社打合せ
本間組を選んだ理由を教えてください。

社員の雰囲気が良く、若手のサポートが手厚い

もともと海が好きだったこともあり、「マリコン(マリンコントラクター)」に興味を持ちました。その中で、本間組が日本海側で唯一のマリコンであると知り、インターンシップに参加。

そこでは、わからないことがあった際も、先輩たちがみな親身になって話を聞き、アドバイスをしてくれました。また、参加後に友人と情報共有をした際にも、本間組は他社と比べても雰囲気が良いということを改めて実感し、本間組への入社を決めました。県外からの入社だったので、寮などの施設が充実していることも大きかったです。

入社して数年が経った今でも、本間組は雰囲気が良くサポートが手厚い会社だと感じています。先輩社員は、仕事を丁寧に教えてくれるのはもちろんのこと、他の現場の後輩のことも気にかけており、積極的に声をかけてくれます。

また、JV(ジョイントベンチャー)で他社と一緒に工事に携わった際にも、本間組のフォロー体制の手厚さを実感しました。協力会社の方から「本間組はどの現場も雰囲気が良い」と言っていただけることもしばしばあります。

現在の仕事内容と、やりがいを感じる瞬間を教えてください。

工事担当として、現場の円滑な進行を支える

現在は、工事担当として、現場の安全管理や工事記録、協力会社との打ち合わせ、図面作成、測量業務など幅広い業務を担当しています。現場によっては工事計画の立案や工程管理、協力会社への業務依頼も行います。さらに、朝礼や協議会の司会進行も務め、現場の円滑な進行を支えています。

仕事を進める上では、やるべきことを整理し、優先順位をつけて確実にこなすことを意識しています。また、疑問点があればすぐに所長に確認し、早めに解決するよう心掛けています。測量業務など一人ではできない作業も多いため、事前に協力会社と調整し、スムーズな進行を心がけています。

さらに、忙しい時期には、業務をリストアップし、重要度や期限に応じて優先順位を決めています。それでも対応が難しい場合は、周囲に協力を依頼し、チームで仕事を進めるよう意識しています。

時には不安なことや、工事計画に変更が発生することもありますが、創意工夫をしたり、協力会社と話し合いながら対応したりすることで、工事を無事に完了できたときの喜びはひとしおです。そして何より、自分が関わった構造物が完成するたびに大きな達成感があります。

印象に残っているエピソードを教えてください

協力会社や周囲の方の支えがあってはじめて、仕事が成り立つ

3年目のときに普段担当しない工種の計画を任された現場では、不安を抱えながらもやり切ることができ、その経験は今でも活きています。協力会社の方から「現場は段取り八割だよ」と教えてもらったこともあり、この言葉をきっかけに考え方や行動が変わりました。一人ではなく、協力会社の方や周囲の支えがあってこそ仕事が成り立ち、成長にもつながるのだと思います。また、協力会社の方に「俺がいるから安心しろ」と声をかけてもらい、とても心強かったのを覚えています。

さらに、様々な現場での経験を通じて、海洋土木の工事では特に慎重な作業が求められることを学びました。海のそばや水中での工事は、少しのミスが海洋汚染につながるため、「これくらいなら大丈夫」という考えは通用しません。何事も妥協せず、細部まで気を配りながら取り組むことの大切さを身をもって学びました。

本間組での成長と今後の目標について教えてください。

臨機応変な対応力を身に付けていきたい

入社1年目は仕事に慣れることに精一杯で、指示されたことも満足にできないことがありました。2年目になるとできることが増え、自分で考えて動けるようになってきました。それまでは海の工事ばかりでしたが、2年目の終盤に大阪へ転勤し、初めて陸の工事を経験しました。規模が段違いに大きく、再び入社直後に戻ったような感覚でしたが、わからないことは積極的に質問しました。そのおかげで、3年目には一つの工種の計画から施工までを任されるようになりました。

それまでの私はどちらかというと受け身でしたが、自分から動かなければ何も進まない状況となり、考え方や行動が大きく変わりました。これをきっかけに、職長・上司への相談や、協力会社への指示・相談が自発的にできるようになりました。この経験を経て、4年目の現在はより積極的に仕事に取り組めていると思います。

今後の目標は、一つでも多くの工種を経験し、どんな状況にも臨機応変に対応できるようになることです。そのために、まずは現在担当している工事の理解を深め、次に同様の仕事をするときは一人でも対応できるくらいの知識と経験を身に付けたいと考えています。

就活生へのメッセージ

最初はわからないことが多くて当然です

本間組は地域に根ざした会社でありながら、全国各地でも工事を手がけています。そのため、地元に貢献しながら様々な地域の文化に触れたり、多様な現場を経験したりできます。また、全国の工事に携われるため、新しい土地での仕事が楽しみの一つになる人もいると思います。私自身、旅行が好きなので、新しい環境で働けることに魅力を感じています。

土木は、理論だけでなく経験の蓄積がとても重要な分野です。最初はわからないことが多くて当然なので、不安に思う必要はありません。思うようにいかなくても、諦めずに積極的に質問し、真剣に向き合うことが大切です。そうすれば、周りの先輩がしっかりサポートしてくれます。また、協力会社の方々とも積極的にコミュニケーションを取っていれば、働いていて困ることは無いと思います。

ある一日のスケジュール

8:00
朝礼・協力会社さんと作業確認、現場巡回
前日から引き続きの作業が多いですが、確認の意味も込めてその日の作業の打ち合わせを協力会社さんと行うようにしています。
9:30
内業・測量等の外業務
その時抱えている物にもよりますが、図面修正や安全書類の作成などの内業を行ったり、測量等の外業務をやることがあります。
12:00
昼食
13:00
昼ミーティング
職長と職員で午前中の作業進捗・翌日の作業内容の確認を行います。場合によっては今後の進め方についての確認も行います。
13:30
現場巡回
現場の巡回を行い、必要に応じて協力会社さんと現地で打合せを行います。
14:00
内業・測量等の外業務
午前中同様、その時々に応じた業務を行います。一日中内業という日は少ないかもしれません。
16:30
現場巡回
バリケード等立入禁止設備の設置がちゃんとされているか最終確認を行います。
17:30
退社
残業が多いときもありますが、なるべく早く帰るようにしています。

オフタイムの過ごし方

休日は、サウナに入ったり、家でアニメをぼーっと見たりして、仕事のことを一旦忘れるように過ごしています。そうすることで頭がリセットされ、翌週には新しいアイディアが浮かんだり、スッキリした気持ちで仕事に臨めます。

他にも自宅での燻製作りや、関西にいた頃はゴルフもしていました。ゴルフは、誘われても最初は断っていたのですが、試しにやってみたらすっかりハマりました。それ以来、協力会社さんや職員との会話が弾みやすくなり、普段話さなかった人ともコミュニケーションが取れるようになりました。

仕事で会う方々に「休日は何してるの?」と聞かれることも多いので、趣味があるとそこから会話が広がり、コミュニケーションに大きく役立ってくれます。