現場の施工をイメージし、
状況に応じて柔軟に対応する
土木事業本部 土木部 工事課
2021年 | 新卒入社
※記事内の情報は2025年2月の取材時点のものです。
キャリアパス
- 1年目
- 新潟県内 工業用地造成工事 安全管理・測量墨出し・協議会資料作成
- 2年目
- 新潟県内 港湾施設浚渫土捨て場遮水工事 安全管理・写真管理・協議会安全教育資料作成・竣工検査資料作成
- ~3年目5月
- 新潟県内 河川護岸改良工事 安全管理・写真管理
- 3年目6月~
- 新潟県内 高速道路コンクリート構造物補修工事 安全管理・写真管理・出来形管理・品質管理・工程管理・協議会安全教育資料作成
- 本間組を選んだ理由を教えてください。
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経験も知識もゼロからのスタート
大学4年次の就職活動中、大学の就活センターに相談する中で、「ものづくり」に携わる仕事をしたいと思うようになりました。そんな時に就活ナビサイトで本間組を知り、スケールの大きいものづくりに興味関心があれば、学生時代の勉強分野に問わず活躍ができる環境があることを知り、惹かれました。実際、未経験でも丁寧に教えてもらえる環境なので、自分に合っていると感じます。
例えば、初めて配属された現場で、レベルやトータルステーションといった測量機器の使い方を一から教えてもらいました。土木分野の知識がなかった私は、それらを何のために使うのかすらわかっていませんでしたが、上司と一緒に実際の現場へ行き、アドバイスを受けながら学んでいくことができました。
また、現場を離れてからも先輩が気にかけて連絡をくれたりと、本間組は面倒見の良いところが魅力だと思います。
- 現在の仕事内容と、やりがいを感じる瞬間を教えてください。
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協力会社の方と積極的にコミュニケーションを取る
現在、高速道路の橋脚(コンクリート構造物)の補修工事を担当し、現場管理や安全管理を中心に行っています。作業の進捗を確認しながら、工期を短縮できそうな箇所は協力会社の方と相談し、効率的に進めています。また、毎日の施工現場の安全確認を徹底し、危険がないよう細心の注意を払っています。
仕事を進める上で大切にしているのは、協力会社の方とのコミュニケーションです。朝礼前や休憩時間にも積極的に声をかけ、作業の進め方を確認するだけでなく、何気ない会話を交わすようにしています。こうしたやり取りを通じて信頼関係が築けると、現場の雰囲気が良くなり、相談や調整がスムーズに進むと感じています。また、普段からノートを持ち歩き、TO DOリストやメモを活用。指示や依頼はすぐに記録し、優先順位を整理することで、仕事の抜け漏れを防いでいます。
業務の中でやりがいを感じるのは、書類を期限内に作成・提出できたときや、見る人の目線を意識したわかりやすい書類を作成できたときです。細かい工夫が結果につながる瞬間は、達成感があります。
- 印象に残っているエピソードを教えてください
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海工事は新しい経験や発見の連続だった
初めての海工事での経験はとても印象に残っています。10トンを超える重さの石やコンクリート構造物をクレーンで移動させる光景は、それまでの生活では見たことがなく、圧倒されました。さらに、陸上工事と違って天候や海の状態にも左右されるため、作業の進め方が大きく変わります。海が穏やかなうちに作業を進めるため早起きすることもありましたが、新しい経験や発見の連続で、ポジティブな気持ちで仕事に取り組むことができました。
海工事の現場では、水中の見えない部分で作業を進めるため、作業台船のオペレーターや潜水士へ的確に指示する必要があります。口頭だけでなく図面を使って説明したり、潜水士とのやり取りから現場状況を理解したりすることが重要だと学ぶことができました。
また、高速道路の補修工事での経験も印象に残っています。足場を組み立てる際、上司と足場会社の方が話し合い、一部を変更することになりました。その際、上司から「図面通りか確認することも大切だが、現場の施工をイメージし、臨機応変に対応することが重要だ」と言われました。それ以来、現場を俯瞰して柔軟に対応できるよう心がけるようになりました。
- 本間組での成長と今後の目標について教えてください。
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ICT施工をはじめ、新しい技術に積極的に挑戦していきたい
最初の配属現場では安全管理を重点的に行なっていたため、2年目に配属された現場では覚えることがたくさんありました。例えば写真撮影一つとっても、画角や全体の写りなど細かい点に気を配る必要があります。覚えること・やるべきことが多く大変でしたが、「とりあえずやってみる」の精神で、わからないことは上司にアドバイスを求めながら取り組みました。
成長を実感したのは、現場で上司や協力会社の方との会話に参加できたときです。現場用語が多いため、最初は何の話をしているのかわかりませんでした。しかし、作業風景や協力業者の方々のやり取りを見ながら学ぶうちに現場用語がわかるようになり、自分から協力会社の方に説明できる場面も増えていきました。
現在は、入社時からの念願が叶い、高速道路の工事に携わっています。今後は海工事と陸工事の両方を担当できる技術者を目指して、基礎的な業務を着実にこなしながら、上司の現場での動きを参考に学んでいきたいです。また、将来的には自分で現場を指揮できるようになりたいです。
ある一日のスケジュール
- 8:00
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朝礼・現場確認
協力会社の方と話し合い作業内容の確認 - 9:30
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書類作成・現場墨出し
現場を施工するにあたり必要な書類の作成および現場の測量・墨出しを行う - 12:00
- 昼食
- 13:30
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現場確認
午前中の進捗を確認。不明点があれば協力会社の方と話し合う - 14:30
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現場測量・書類作成
現場での測量を行いそれを基に立会用の資料を作成 - 16:30
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作業終了・翌日作業の確認
協力会社の方と終了時の作業進捗と翌日の作業確認を行う - 17:00
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社員打合せ
翌日の作業確認(現場が離れているためリモートで行う) - 17:30
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メール処理
発注者・協力会社さんからのメールの返信 - 18:00
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退勤
現場が動いておらず内業中心のときは17:00で退勤しています。
オフタイムの過ごし方
休みの日は家でゆっくり過ごすこともあれば、友人とライブなど遠出することもあります。仕事と休日のメリハリを大切にしており、ライブで体が少しくらい疲れても、心がリフレッシュできるので、新たな気持ちで仕事に取り組めます。
温泉やサウナも好きです。現場での測量業務は体力を使い、デスクワークが続くと肩がこるので、温泉やサウナで疲れを取るようにしています。それができないときは、自宅で入浴剤を使い、日々の疲れを溜めないようにしています。
新入社員は4月の社内報に自己紹介を載せるのですが、私は「象使いの免許を持っています」と書いたので、最初の現場で上司から話題にしてもらえました。観に行ったライブの話でも盛り上がることがあり、趣味や特技はコミュニケーションに役立つと強く感じます。