地域に根ざした案件から、
全国規模のプロジェクトまで

土木事業本部 土木部 工事課
2011年 | 新卒入社

civil engineering

※記事内の情報は2025年2月の取材時点のものです。

キャリアパス

1年目
新潟県内 港湾施設ケーソン据付工事 安全管理、測量、写真撮影・整理
5年目
宮城県内 災害復旧防潮堤工事 安全管理、測量、写真撮影、上部工の施工計画~施工段取り
10年目
岩手県内 復興支援 自動車専用道路改良工事 工程管理、隣接工事との調整、資機材発注、工事打合せ簿作成
14年目
宮城県内 ダム工事の工事用道路整備工事 現場統括管理、発注者対応、地元対応、原価管理、下請契約、工程管理、各種工事書類作成等
本間組を選んだ理由を教えてください。

社員の「雰囲気の良さ」が入社の決め手

本間組に入社を決めた理由は、「雰囲気の良さ」に魅力を感じたからです。もともと地元企業での就職を希望しており、県内の建設会社をいくつか調べ、説明会や就職試験に参加しました。その中で、本間組の説明会は特に雰囲気が良く、社員の皆さんがざっくばらんに親身になって話を聞いてくれたことが印象に残っています。

特に、人事採用担当の方が親身になって相談に乗ってくれたことが決め手となりました。入社後も、その時に感じた「面倒見の良さ」は変わらず、先輩や上司が丁寧にサポートしてくれる環境に安心感を持っています。

現在の仕事内容と、やりがいを感じる瞬間を教えてください。

地域の方々からの感謝の言葉が、誇りにつながる

現在、宮城県で国土交通省発注の鳴瀬川ダム建設用の工事用道路整備工事を担当し、監理技術者・作業所長として工事全体の統括管理を行っています。発注者対応や原価管理、工程管理など、多岐にわたる業務を担いながら、工事を円滑に進めるために日々計画・段取りに力を入れています。

建設業は多くの協力業者と共に一つの目標に向かって進む仕事であり、全員が同じ方向を向いて作業できるよう、日々のコミュニケーションや業者間の調整、作業環境の改善にも注力しています。忙しい時期には、業務の優先順位を決め、現場作業・書類作成・打ち合わせなどを分類し、無駄な時間を作らないよう意識しています。

やりがいを感じる瞬間は、工事が完成し地域の方々から「便利になった」「ありがとう」と感謝の言葉をいただいた時です。インフラ整備を担う使命感を強く実感し、人々の生活を支えていることに誇りを持てる仕事だと思います。

また、本間組では地域に密着した案件から全国規模のビッグプロジェクトまで幅広い仕事に携わることができ、社内のサポート体制も整っているため、安心してチャレンジできる環境が魅力です。

印象に残っているエピソードを教えてください

暮らしの「便利」を支えている

2020年に国土交通省発注の復興支援道路工事を担当しました。この工事は、東日本大震災の復興支援道路として最後の区間であり、全国のゼネコンが集結する大規模な事業でした。この現場で私は初めて現場代理人を務め、隣接工区の各社と調整を重ねながら、開通日を目指して施工を進めました。また、地震で通行止めとなった国道の仮橋を架ける工事にも携わりました。

施工中、地域の方々から「開通したら生活がとても便利になる」「暑い中、毎日ご苦労様」と声をかけていただきました。地域に必要とされていることを強く実感し、改めて建設業のやりがいを感じました。

無事に完成した後、地域の方々が開通を祝うイベントを開催してくださり、一緒に渡り初めを行ったことが印象深いです。「ありがとう!とても便利になった」という感謝の言葉に感動しました。土木工事が人々の生活を支えていることを実感した瞬間でした。

本間組での成長と今後の目標について教えてください。

工事のストーリーを描き、実行する

最初の配属先で新潟県内の港湾工事に携わり、土木工事の流れや基礎を学びました。その後は東日本大震災の復興工事を中心に、主に陸上工事を担当しています。河川築堤・護岸、道路、橋脚、砂防堰堤、防潮堤など、様々な工事を経験してきました。

その後、初めて監理技術者として現場を任された際は、まずこれまでの経験を基に工事のストーリーを立てました。次に同僚と計画を練って実行に移し、最終的に完成させることができました。自分が現場のリーダーとして一つの工事を完成させられるようになったという、大きな成長を実感しました。

今後は、これまでの経験を活かし、陸上土木工事のプロフェッショナルになりたいと考えています。さらに知識と技術を磨き、より難易度の高い工事にも挑戦していきたいです。

就活生へのメッセージ

様々な挑戦を経て、スキルを広げられます

本間組では、陸上工事から港湾工事まで様々な工事を経験できます。新潟を中心として全国に支店があるため、地元新潟のまちづくりに携わることも、全国の大規模プロジェクトに関わることも可能です。自分のスキルを広げながら、様々な現場で挑戦できるのが良いところです。

ものづくりが好きで、自ら考えて行動することができる人、なんでも興味を持って取り組める人にとって、本間組は大きく成長できる場所です。どんな仕事でも最初はわからないことばかりですが、先輩たちがしっかりサポートしてくれるので安心してください。一緒に学びながら、新潟や全国のまちづくりに貢献していきましょう!

ある一日のスケジュール

8:00
ラジオ体操、朝礼
当日の作業に対する安全指示伝達
9:00
現場巡視
予定通りに作業が進んでいるか、危険個所がないか巡回
10:00
工程表の作成
進捗を確認しながら今後の予定を立てる
11:00
発注者との打合せ
現場を円滑に進める為、様々な会議がある
12:00
昼食
昼食後のちょっとした昼寝が日課になっている
13:00
施工打合せ
全職員、全職長で当日の作業実績と翌日の作業予定の確認を行う
14:00
現場巡視
15:00
工程会議
発注者と隣接請負業者とWEBで会議
16:00
工事打合せ簿作成
発注者との協議、報告、承諾等 様々な書類がある
17:00
現場終業後に協力業者職長と当日の進捗確認、発注者打合せ資料等の作成
18:00
退社

オフタイムの過ごし方

車・バイクが好きで、ドライブや洗車、整備が趣味です。最近はDIYにもハマり、自宅のウッドデッキやフェンス、ピザ窯、自転車小屋などを手作りしました。

休日は、家族と釣りやイベントに出かけたり、自宅でBBQをしながらお酒を楽しんだりしてリフレッシュしています。週末の家族との時間があるからこそ、平日も仕事を頑張れます。

これまでの休日で特に印象的だったのは、石川県七尾市の和倉温泉への旅行です。家族でのとじま水族館や能登半島観光を楽しみましたが、翌年に能登半島地震が発生し、その復旧工事を担当することに。思い出の地だったからこそ、「絶対に復旧させる」という強い気持ちで取り組みました。