建物が完成するまでには、
多くの人の「協力」がある

建築事業本部 建築部 工事課
2023年 | 新卒入社

construction

※記事内の情報は2025年2月の取材時点のものです。

キャリアパス

1年目
新潟県内 燃料貯蔵棟建設工事 全管理、工事写真撮影、書類まとめ、先輩社員の業務補助 新潟県内 事務所・工場新築工事 安全管理、工事写真撮影、打設段取り、書類作成・整理、各検査立会、測量、先輩社員の教務補助
2年目
新潟県内 事務所・工場新築工事 安全管理、工事写真撮影、打設・外構工事段取り、書類作成・整理、各検査立会、測量、墨出し 新潟県内 工場建設工事 各工種開始前準備、安全管理、工事写真撮影、書類作成・整理、測量
本間組を選んだ理由を教えてください。

親身になって話を聞いてくれる人がいる安心感

家族が建築業に携わっていたこともあり、子どものころから建築現場に興味を持っていました。また、新潟での就職を希望していた私にとって、地元を中心に現場管理を行う本間組は、幼い頃から身近な存在でした。

そして、入社を決める大きなきっかけとなったのは、インターンシップと企業説明会での経験でした。人事の方や現場で働く方々から話を聞く中で、新入社員のサポートが充実していること、社員教育に力を入れていることを知り、基礎からしっかりと学べる環境が整っている点に魅力を感じました。

特に人事の方には大変お世話になり、就職活動全般の相談から就職後の流れ、転勤に関することまで、建築とは直接関係のないことでも親身になって話を聞いていただきました。このような温かい雰囲気に惹かれ、本間組への入社を決めました。

現在の仕事内容と、やりがいを感じる瞬間を教えてください。

工事を予定通り進めるには、入念な準備が不可欠

現在は、主に書類作成(計画書・報告書・日報など)、担当工種の段取り、現場管理(安全・施工など)を担当しています。初めて担当工種の段取りを任された際は、他の作業との調整や適切な作業人数の把握など、円滑な進行に苦労しましたが、上司や職長の方々からの指導や励ましを受けながらやり遂げることができました。

現場管理では、安全を最優先に、危険箇所の見える化や仮設設備の点検を行い、上司の指導のもと環境整備に努めています。工事の段取りについては、まだ不慣れな部分もあるため、上司や職長に手順や注意点を確認しながら学んでいます。また、業務の効率化にも取り組んでおり、書類のテンプレートを作成したり、日報などの定型業務をコツコツ進めたりしています。さらに、やることリストを活用することで、優先順位を明確にし、作業の抜け漏れを防いでいます。

こうした日々の業務の中で特にやりがいを感じるのは、事前の準備や打ち合わせが功を奏し、工事が予定通り進んだときです。打設前には職人さんと進め方や必要な資材を細かく確認します。その結果、作業がスムーズに進み、トラブルにも適切に対応できたとき、大きな達成感を得られます。失敗することもありますが、その都度気づきを記録し、同じミスを繰り返さないよう工夫を重ねています。

また、携わった工事の成果が目に見えることも、この仕事の大きな魅力です。それがやりがいとなり、モチベーションにもつながります。さらに、多くの人と協力して建物を作り上げるのも施工管理ならではの醍醐味です。過去に関わった協力会社の方と別の現場で再会し、「また一緒に仕事ができて嬉しい」と声をかけてもらえたときは、工事の佳境だったこともあり、大きな励みになりました。今後も努力を続け、再会したときに成長を感じてもらえる存在になりたいです。

印象に残っているエピソードを教えてください

周囲に支えられながら、試行錯誤の日々

これまでの仕事の中で特に印象に残っているのは、初めて担当工種の段取りを任されたときのことです。作業が円滑に進むよう、他の作業と重ならないよう調整し、作業人数が過剰や不足にならないよう適切に把握することが求められました。上司や職長の指導を受けながら計画を立て、試行錯誤しながら進めましたが、思うようにいかず失敗することもありました。それでも、多くの方にアドバイスや励ましをいただきながら改善を重ね、最終的には無事に段取りをやり遂げることができました。

また、その後に担当したコンクリート工事では、打ち合わせや準備の重要性を改めて実感しました。協力会社とのやり取りや現場での準備など、細かな部分まで指導を受けながら業務を進めることで、工事を円滑に進めるための基礎を学びました。その経験が活かされ、後に外構工事を担当した際には、工程管理や協力会社との調整が以前よりスムーズにできるようになりました。

これまで3つの現場に携わり、学んだことを実践しながら、失敗と改善を繰り返して経験を積んできました。今後はさらに知識を深め、「自分なりのやり方」を確立し、自信を持ってプロジェクトをやり遂げられるようになりたいです。

本間組での成長と今後の目標について教えてください。

指導いただいた時間以上の成長を目指して

入社1年目は、先輩社員のサポートのもと業務を担当しながら、現場管理や安全、品質など現場について広く学び、現場が変わるごとに新しい業務を経験させてもらいました。2年目からは、協力会社さんとの打ち合わせの機会が増え、図面を読み書きする機会も増えました。ある工種の担当を任された際には、一緒に打ち合わせを行った番頭さんから「前の現場でいい経験ができたんだね。打ち合わせがスムーズだったよ」と声をかけていただき、教えてもらったことが活かせたのだとわかり嬉しかったです。

現在は、施工図研修で各工種の図面チェックについて指導してもらっています。3年目からは施工図の作成研修も始まる予定です。また、配属先の上司の指導のもと、土工事に必要な根伐り図の作成や足場の図面チェックにも挑戦し、理解が浅い点や注意すべきポイントを知ることができました。

今後は、隙間時間を活用して図面を見たり描いたりする練習を重ね、いつか配属先の現場で図面チェックや作成を任せてもらえるよう知識を身につけていきたいです。また、上司や先輩社員、職人さんの丁寧な指導に支えられているからこそ、その期待に応えられるよう努力していきたいです。

就活生へのメッセージ

「学びたい」「成長したい」と思える環境を見つけてください

建設業界には、現場監督・設計・不動産など様々な職種があります。ぜひ、広い視野を持ち、自分の興味を広げながら就職活動に取り組んでください。その中で現場監督に興味を持った方は、様々な企業のインターンシップに参加し、実際に現場を見て、聞いて、触れてほしいです。

また、現場では、社員よりも協力会社の方々と関わる機会が多く、会社によって現場の雰囲気も大きく異なります。だからこそ、様々な企業を見ることで、自分が学び、成長できる環境がある会社を見つけてもらいたいと思います。

現場監督は、配属される現場ごとに人や環境が変わる仕事です。そのため、積極的に学ぶ姿勢やコミュニケーションを大切にすることが重要だと思います。上司から「職人さんたちは意外と職員のことをよく見ている」と言われたことがありますが、確かに、意欲を持って取り組む姿勢が伝わると、施工管理の基本から専門的なことまで教えてもらえる機会が増えます。意欲がないと思われるよりも、やる気を持って期待される方が、自分のモチベーションにもつながります。積極的に挑戦することが大切です。

ある一日のスケジュール

8:00
朝礼・KY活動
異常がないか確認、作業開始前に必要なことはないか職人さんに再度確認します。
9:00
現場巡視・工事写真撮影
工程記録を残し、安全かつ品質が保たれていることを記録します。
11:30
昼礼準備・打合せ資料作成
12:00
昼休憩
13:00
昼礼・翌日の打合せ
次の日の作業内容の確認・他作業との取り合いを相談します。
13:30
現場巡視・工事写真撮影
15:00
書類作成・まとめ
日報や計画書・報告書等の作成、検査関係の書類をまとめ管理します。
17:00
現場閉め
現場内を巡回し、飛散物や忘れ物がないかなど異常がないかを確認します。
18:30
退社
やることリストを日ごとに作成し、次の日に備えしっかり体を休めます。

オフタイムの過ごし方

愛猫たちとまったり過ごす時間が何よりの癒しです。現場から帰ると出迎えてくれたり、おねだりされたりするだけで、一日の疲れが一気に吹き飛びます。もちろん、毎日欠かさず「猫吸い」をして充電しています。

また、ロックバンドが好きで、通勤中に音楽を聴いて気分を上げています。新潟でライブがあるときは、仕事終わりにすぐ準備をしてライブハウスへ直行。みんなで笑って歌って盛り上がるお祭りのようなライブが大好きで、日々の活力になっています。

思い立ったらすぐ行動するタイプで、以前「仙台に行きたい」と家族に話したその日に、牛タンを食べに行ったこともありました。車で向かい、宿泊の予定もなかったため滞在時間は2〜3時間ほどでしたが、おいしいものを食べ、買い物も楽しみ、充実した休日を過ごせました。