生まれ育った新潟の地に、
自分が建てた建物が残る

建築事業本部 建築部 工事課
2020年 | 新卒入社

construction

※記事内の情報は2025年2月の取材時点のものです。

キャリアパス

1年目
新潟県内 特別養護老人ホーム新築工事 安全管理、工事写真撮影
2年目
新潟県内 中高一貫校建替工事 安全管理、工事写真撮影、作業打合せ
3年目
新潟県内 児童相談所増築工事 安全管理、工事写真撮影、施工計画書作成、作業打合せ
4年目
東京都内 物流倉庫新築工事 安全管理、品質管理、作業打合せ、週間工程表作成
5年目
新潟県内 物流倉庫新築工事 安全管理、品質管理、工事原価管理、工程表作成、御施主様・設計事務所様との打合せ
本間組を選んだ理由を教えてください。

現場見学で感じた「雰囲気の良さ」が入社の決め手

就職活動中に現場見学の機会があり、その際に本間組の社風に強く惹かれたことが、入社を決めた大きな理由です。現場事務所内や社員同士の雰囲気の良さが伝わり、自分にぴったりの会社だと感じました。

特に印象的だったのは、先輩社員が後輩に熱心に指導している姿です。その様子から、面倒見の良い先輩が多く、教育体制もしっかりしている会社だと感じました。

また、ゼネコンの中でも新潟に密着した企業であることが、県内での就職を希望していた私の理想と合致し、入社を決める大きな要因となりました。

現在の仕事内容と、やりがいを感じる瞬間を教えてください。

トラブルや不具合を未然に防ぎ、工事を滞りなく進める

私は現在、建設現場の施工管理を担当しています。具体的には、安全管理、品質管理、工程管理、原価管理の4つの重要な側面から現場全体を統括する役割を担っています。

建築プロジェクトは施工計画の立案から始まり、その計画に基づいて日々の作業の安全確認や品質チェック、工程の進捗管理を行います。特に力を入れているのは、現場でのコミュニケーションです。一日の終わりに行う夕礼では、その日気づいた課題や改善点について全員で共有し、問題の早期発見・解決に努めています。

建設現場では、天候による作業の遅れや予期せぬトラブルが発生することも少なくありません。そうした計画外の出来事に素早く対応し、工程を遅らせることなく現場を管理できたときには、大きな達成感があります。特に忙しいときほど、自分の仕事内容を整理し、書き出すようにしています。可視化することで、それぞれの業務にかかる時間をイメージしやすくなり、優先順位を決めて取り組むことで、より効率的に仕事を進めることができると考えています。

工事中は苦労することもありますが、自分の生まれ育った新潟の地に自分が建てた建物が残り続け、利用されることは何より嬉しいです。

印象に残っているエピソードを教えてください

先輩の手厚いサポートが自信につながった

4年目に携わった物流倉庫の建設は、これまでで最も印象に残っています。空港近くの工事でしたので、飛行機が多く飛ぶ日中は作業に制限があり、夜間にも作業をする必要がありました。私は日中作業と夜間作業の工程調整を担当していましたが、それぞれの時間帯にどの程度工事が進むのか予想しながら調整していくことが最も大変でした。

また、それまでの1〜3年目は先輩社員のもとで現場管理を学ぶ立場でしたが、このプロジェクトでは初めて自分が主体となり、現場全体の管理を任されました。最初は不安もありましたが、先輩の手厚いサポートに支えられながら無事に竣工までやり遂げることができ、自信につながりました。

また、5年目には初めて原価管理を担当しました。それまでは原価について深く意識する機会が少なかったのですが、各工事や資材にかかる原価を知ったことで、原価管理の意識が高まり、原価縮減のためにより効率的な仕事を心がけるようになりました。

本間組での成長と今後の目標について教えてください。

一歩ずつ着実に、業務の幅を広げる

入社後、最初の配属先では現場に慣れることから始まり、工事の流れを学びました。若手のうちは工事写真の撮影を担当することが多く、各種工事の手順やポイントを実際に見ながら学ぶ機会がありました。4年目には工程管理を、5年目には原価管理を学び、少しずつ業務の幅を広げてきました。

中でも、3年目に配属された新潟市の公共工事では、より細かい知識が求められました。施工計画書の作成を担当し、その計画に基づいて実際の工事を進める中で、各種工事への理解が深まったと感じています。

今後は、さらに規模の大きな建物の建設に携わりたいです。規模が大きくなることで、安全管理や工程管理の難易度も上がると思いますが、その分、完成したときの達成感も大きいと思います。これまで以上にスキルを磨き、成長していきたいです。

就活生へのメッセージ

自分の考えを業務に反映しやすいのが魅力

建設業界には様々な職種があり、施工管理に限っても会社ごとに異なる魅力があります。本間組の特徴は、若手社員でも自分の考えを業務に反映できる機会が多く、早い段階から活躍のチャンスがあることです。就職活動中は大変かもしれませんが、ぜひ多くの会社を見た上で、最後に本間組を選んでいただけたら嬉しく思います。

施工管理の仕事では、一つの建物の工事が終わると次の建物へと担当が移ります。同じ建物は二つとなく、現場が変わるたびに新たな知識や経験を得ることができます。

様々な知識を吸収する意欲を持ち、最後までやり遂げる責任感のある皆さんと一緒に、地域に貢献できる建物づくりに取り組んでいきたいと思っています。

ある一日のスケジュール

8:00
朝礼・現場巡回
朝礼では今日の作業内容・搬出入車輌の有無・予想される危険と対策などをボードを使って職人さんに周知します。
8:30
現場の施工状況のチェック
図面と現場を照らし合わせて確認し、職人さんに指示を出します。
11:00
書類チェック
工事に必要な書類のチェックや作成を行います。
12:00
お昼休み
13:00
昼礼
昼礼では各社の職長さんを集めて、明日の作業内容を確認します。
13:20
現場巡回
現場の進捗確認や安全管理を行います。
14:00
工事計画、工程表作成
今後の工事について検討を行います。
16:30
現場巡回
現場の進捗確認や安全管理を行います。
17:00
夕礼
職員のみで明日の作業内容を確認し、各自連絡事項を伝えます。
17:30
安全書類処理
当日の作業日報など、安全書類の整理を行います。
18:00
退社

オフタイムの過ごし方

旅行が趣味なので、まとまった休みが取れるときは2週間前から計画を立てて旅行に出かけています。日程的に宿泊が厳しい時は温泉巡りをして、日々の疲れを癒しています。

また、先輩上司からおすすめされたラーメン店や居酒屋を開拓するのも休日の楽しみの一つです。できるだけ行ったことない店に行くように心がけています。

仕事の時と同じように、休日も自分の中の優先順位を考え、リズムを崩さないように意識して過ごしています。