100人規模の現場で
工事を滞りなく進める
建築事業本部 建築部 工事課
2014年 | 新卒入社
※記事内の情報は2025年2月の取材時点のものです。
キャリアパス
- 1年目
- 新潟県内 コミュニティセンター新築工事 安全管理、工事写真撮影全般 宮城県内 災害復興共同住宅新築工事 安全管理、工事写真撮影全般
- 2年目
- 新潟県内 体育館改修工事、自社支店新築工事 安全管理、工事写真撮影全般、現場指示、安全・品質書類作成
- 3年目
- 新潟県内 病院管理棟増築工事および既存棟他改修工事 安全管理、工事写真撮影全般、現場指示、安全・品質書類作成、図面チェック、工程表作成
- 4年目
- 新潟県内 ごみ処理最終処分場建設工事 安全・品質管理、工事写真撮影、安全・品質書類作成、図面チェック、現場指示施工計画書作成
- 5~8年目
- 新潟県内 中高一貫校建替工事 安全・品質管理、現場指揮、工程表作成、図面チェック、協力会社との打合せ、施主対応
- 9~10年目
- 新潟県内 事務所新築・改修・解体・外構工事 安全・品質管理、工程表作成、施工計画書作成、現場指揮、協力会社打合せ
- 11年目
- 新潟県内 調剤薬局新築工事、電材工場新築工事 現場管理全般、工程表作成、計画書作成、施工図チェック、原価管理、施主・設計事務所と調整業務
- 本間組を選んだ理由を教えてください。
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真面目に、そして楽しそうに仕事にする社員の姿に惹かれた
学生時代に模型製作などを通じて、仲間と協力しながらモノづくりをする楽しさを実感し、施工管理の仕事に興味を持ちました。就職活動の際は複数の企業説明会に参加しましたが、本間組の社員の皆さんが真面目でありながらも楽しそうに仕事に取り組んでいる姿に惹かれました。
また、インターンシップに参加した際、先輩社員が後輩に対して面倒がることなく丁寧に指導する姿が印象的でした。私自身、学生の立場で何を質問すればよいのか分からず戸惑うこともありましたが、社員の方々が積極的に話しかけ、様々な説明をしてくださったおかげで、自然と質問しやすい雰囲気が生まれていました。そうした姿勢からも、本間組の社員の面倒見の良さを強く感じました。
- 現在の仕事内容と、やりがいを感じる瞬間を教えてください。
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工事が完成した瞬間の喜びは、いつまでも変わらない
現在は、新潟県内にある工場の建設工事に携わっており、作業所長として現場の安全・工程・原価管理をはじめ、発注者や設計事務所との調整・協議など、全体の業務に関わっています。
この仕事で最もやりがいを感じるのは、やはり工事が完成した瞬間です。これまでいくつもの工事を経験しましたが、その感覚が褪せることはないです。特に、初めて作業所長を務めた際は、「責任」というプレッシャーがあった分、完成したときの喜びは格別で、それまでの苦労がすべて報われる瞬間でした。
また、試行錯誤の結果、工事が円滑に進んだ時も大きな達成感があります。建築現場では、繁忙期になると100人を超える協力業者の方々が同時に作業を行います。そのため、作業が交錯しないよう工程管理や段取りを工夫し、いかに円滑に進められるかが重要となります。過去に担当した現場で、協力業者の方から「段取りが良かったので早く終わったよ。次の現場でも呼んでください」と言われたときは、会社ではなく一個人として評価されたように感じ、とても嬉しかったです。
業務を進める上では、発注者に納得してもらえる建物を提供するために、「自分の家を建てるつもりで取り組む」ことを大切にしています。この意識を持つことで、どの業務においても手を抜くことができず、結果として発注者から高い評価をいただけることが多くなりました。
さらに、業務の効率化にも力を入れており、一日ごとにノルマを設定し、計画的に業務を進めるよう心がけています。例えば、現場巡視の際は、事前に確認ポイントを決めて無駄な時間を省くよう意識しています。建設現場では、不測の事態が発生することが少なくありません。そのため、日頃から業務の効率化を図り、余裕を持って対応できる体制を整えることが重要だと考えています。
- 印象に残っているエピソードを教えてください
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学校の運営を妨げないよう、校舎を解体・建設する
これまでで最も印象に残っているのは、「新潟第一中学・高等学校建替工事」です。4年という長期の工期に加え、学校の運営を続けながらの施工だったこともあり、特に大きなチャレンジとなりました。
工事現場のすぐ隣には生徒がいるため、作業にはいつも以上に細心の注意が必要です。仮設計画も通常とは異なり、工事動線と学校動線の両方を考慮して計画を立てました。特に解体工事期間中は、騒音や振動への配慮が欠かせず、学校のテストやイベントがある日は作業を中止するなどの対応を行いました。
こうした制約の中で、安全を確保しつつ、建物を工期内に完成させることへのプレッシャーは大きく、また、毎日100人近くの協力業者の方々が従事する現場の管理も非常に大変でした。しかし、その分、工事を無事に終えたときの達成感と充実感は格別で、なかなか得られない貴重な経験となりました。
また、入社3年目のときに経験した現場も、自身の成長につながる重要な経験でした。その現場では、図面チェックや工程表の作成、定例会議でのまとめ役など、初めて担当する業務が多く、現場の規模こそ小さかったものの、右も左も分からない状態で四苦八苦しました。失敗もたくさんしましたが、そのたびに上司(所長)が適切な対応方法や今後の改善点を丁寧に指導してくださり、その学びが今の自分の成長につながっていると感じています。
- 本間組での成長と今後の目標について教えてください。
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現場では、常に先をイメージすることが大切
入社後4年目までは、主に現場での指示業務を担当し、補助的な立場で経験を積むことが中心でした。5年目頃からは、現場のサブリーダー的な役割を担うようになり、大規模な現場でもより責任のある業務を任される機会が増えてきました。そして、入社10年目には初めて現場責任者(現場長)として、工事全体の統括を担当しました。
中でも、最も成長を実感したのは、新潟第一中学・高等学校建替工事の現場に配属されたときです。現場の中心的な立場として指揮を執る中で、100人近くの協力業者の方々が動く現場を円滑に進めるには、部下や後輩に的確な指示を出し、全体をマネジメントする力が必要だと痛感しました。そのためには、誰よりも現場の状況を把握し、完成形を具体的にイメージできていなければなりません。この経験を通じて、常に先をイメージして業務に取り組むよう心がけるようになりました。
また、近年、情報技術の発展により、BIMなどの技術が設計だけでなく現場での活用を目指して導入されるようになっています。自分自身が成長できるチャンスが身近にある今、新しい技術に臆することなく積極的に挑戦していきたいと考えています。そして、その経験を活かし、今後携わるすべてのお客様に喜ばれる建物づくりを目指して取り組んでいきたいと思います。
ある一日のスケジュール
- 8:00
- メールチェック
- 8:15
- 朝礼
- 8:30
- 現場巡視
- 9:30
- 定例会議にて発注者および設計事務所と打合せ
- 11:45
- 協力会社職長と翌日の作業内容打合せ
- 12:00
- 昼食、休憩
- 13:00
- 現場巡視、作業状況の確認
- 14:00
- 協力会社と打合せ
- 15:00
- 工程表作成
- 17:00
- 現場巡視(終業状況の確認)
- 17:30
- 予算書作成、施工計画書作成
- 18:30
- 帰宅
オフタイムの過ごし方
休日は家族との時間を大切にしています。妻と子供を連れて公園や水族館など、様々な場所に出かけることが一番のリフレッシュになっています。子供と過ごす時間は、仕事の疲れを癒してくれる大切な時間です。
趣味はボウリングで、学生時代に仲間と通い詰めたおかげで最高スコアは273でした。本間組にボウリング部があれば、ぜひ入部したいです。
また、ふと思い立って他県までドライブに行き、その土地の名物料理を楽しむこともあります。朝起きて、ふときりたんぽを食べてみたいと思い、そのまま秋田県まで運転して、きりたんぽ鍋を食べて帰ったときはさすがに無茶したなと思いました。