どんなに困難な局面でも、
確実に工事を進める技術力
建築事業本部 建築部 工事課
2022年 | キャリア入社
※記事内の情報は2025年2月の取材時点のものです。
キャリアパス
- 1年目
- 新潟県内 高校管理普通教室棟改修建築工事 安全管理、各工事写真、書類整理など
- 1~2年目
- 新潟県内 病院管理棟増築工事および既存棟他改修工事 主に工程管理、品質チェック、施主打合せ
- 3年目
- 新潟県内 金融機関新築工事 現場管理全般、施主・設計打合せ、予算管理
- 本間組を選んだ理由を教えてください。
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スキルアップを目指し、本間組へ中途入社を決意
短大卒業後から建設業に携わってきましたが、さらなるスキルアップを目指し、本間組に中途入社。きっかけは、古町ルフル広場の現場で働いていた際、本間組の所長の高い技術力と統率力に感銘を受けたことでした。どんなに困難な局面でも、豊富な知識を活かして最適な工法を選定し、大規模な工事を確実に進めていく姿を目の当たりにし、本間組なら自分のスキルをさらに高め、成長できる環境があると感じ、入社を決意しました。
また、本間組の魅力の一つに、若手の教育体制がしっかりしているという点があります。私が建設業界に入った約12年前は、今とは異なり、昔ながらの厳しい環境が残っていました。しかし、近年は業界全体が大きく変化し、特に本間組では、若手の成長を支えるための取り組みや、働きやすい環境づくりに力を入れています。その点も、自分にとって最適な環境だと感じた理由の一つです。
- 現在の仕事内容と、やりがいを感じる瞬間を教えてください。
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一人で抱え込まず、お互いがカバーし合う
現在、金融機関の新築工事で、所長として現場を管理しています。小規模な現場ですが、協力会社の方々が多く出入りし、状況が目まぐるしく変化します。そのため、打ち合わせや調整、密なコミュニケーションを大切にし、工事がスムーズに進むよう努めています。
これまで、「自分が所長になったら、どんな雰囲気で仕事をしたいか」をイメージしながら現場での業務に取り組んできました。しかし、いざ所長になってみると、思い描いていた通りにはいかないことも多く、日々試行錯誤の連続です。それでも、最初から完璧を目指すのではなく、まずは協力会社の方々が無理なく働ける環境を整えることを第一に考えています。上手くいくこともあれば、思い通りにいかないこともありますが、今は、次にどうすればよいかを考えるのが楽しいです。
また、現場が忙しい時期には、一人で抱え込まず、任せられる業務は周囲に依頼するようにしています。人それぞれキャパシティや得意分野が異なるため、無理をせず、協力会社の方々と助け合うことが業務の効率化につながっています。
こうした日々の積み重ねを経て、工事の各段階が完了する瞬間は、それまでの苦労が報われる瞬間でもあります。基礎工事が無事終わったとき、外壁を貼り終えたとき、そして最終的に検査が完了し、お引き渡しが完了したとき。それぞれの場面で達成感を味わい、その経験が次の仕事へのモチベーションにつながっています。
- 印象に残っているエピソードを教えてください
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携わった建物すべてに誇りがある
現在、入社3年目となり、進行中のものを含め、これまでに3つのプロジェクトを経験しました。携わった工事はどれも印象に残っており、それぞれ立地条件や構造が異なるため、毎回新たな挑戦の連続でした。一言に「建築」といっても、同じ建物は一つとしてなく、その都度新しい知識や技術が求められます。そのため、自分が関わった建物すべてに誇りを持っています。時には大きな失敗をすることもありましたが、その分、成功したときの達成感は格別ですし、すべての経験が自分の成長につながっていると実感しています。
- 本間組での成長と今後の目標について教えてください。
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まずは自分の強みを見つけ、伸ばすことが大切
入社後、初めて担当したのは学校の改修工事でした。生徒や先生がいる中での工事だったので、騒音や振動に細心の注意を払いながら進めなければならず、これまでにない経験を積むことができました。次に携わったのは病院の増築・改修工事です。高齢の方や体の不自由な方、入院患者さんがいる環境での工事だったので、いつも以上にホコリや騒音の問題にも気を配りました。時には近隣からご意見をいただくこともありましたが、チームで協力しながら課題を解決し、無事に工事を進めることができました。
また、現在所長を務めている金融機関の新築工事では、まだ所長として分からないことも多く、上司や先輩からアドバイスをいただくことがよくあります。教えてくださる方によって十人十色の考えがあるため、「この状況ならこうしよう」「この状況だけどこうした方がいいのかな」など、常に試行錯誤の連続ですが、一方で、若手社員が自分の新入社員時代と同じ疑問を抱いているのを見ると、「自分も当時、同じことで悩んでいたな」と思い出し、少しずつ成長していることを実感します。
これまでは現場での作業が中心でしたが、最近では、図面に携わる機会が増えてきたので、今後はさらに知識を深め、特に図面や施工図のスキルを磨いていきたいです。そのために、まずは自分の得意分野を確立していきたいと思います。
ある一日のスケジュール
- 8:00
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朝礼・現場巡回
住宅街なので周辺の道路や歩道、近隣への飛散物がないか確認します。 - 9:30
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書類作成、図面確認、予算関係~役所への申請書類、会議資料作成など
事務所へ戻り書類作成、図面確認、予算関係~役所への申請書類、会議資料作成など大切な仕事です。 - 11:45
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関係する協力会社を集め、翌日の作業打合せ
この打合せはとても重要です。混在作業とならないように作業エリアの調整を行うことは安全にもつながります。 - 12:00
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お昼休憩
お弁当より昼寝が一息つける時間です。 - 13:00
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現場巡回
各作業エリアへ出向き、進捗ややりずらい場所など意見要望を聞く時間にしています。 - 15:00
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書類作成
事務所へ戻り、午前処理しきれなかった書類を行う。現場が進んでいると職人に呼ばれることが多く合間を見て書類作成を行います。 - 16:30
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現場巡回
終業時間17時のため清掃や、残材の確認、翌日の作業に支障があることがないか確認します。 - 17:00
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現場施錠・確認作業
現場施錠を行い、事務所へ戻ります。メールチェックや工程の確認を行います。 - 18:30
- 退勤
オフタイムの過ごし方
休日は朝4時に起き、朝食後に軽い運動をしてリフレッシュします。8時までにやりたいことを済ませたあとは、その時の気分で自由に過ごします。効率よく時間を使いながらも、一人の時間を大切にすることで、心身を整えています。
また、一人暮らしですが猫と暮らしており、おかげで毎日帰るのが楽しみです。趣味は運動と料理です。休日に作り置きをして平日の負担を減らし、最近はハンドブレンダーや燕三条の包丁を活用し、調理の楽しさも増しています。
やりたいと思ったときに行動することを大切にしており、思い立った翌日に長野県軽井沢にある【石の教会】を訪れたこともありました。目的の場所だけを巡る旅も、良い気分転換になります。後悔のない時間の使い方を心がけ、充実したオフを過ごしています。