真面目さ、誠実さ、熱意。
それが本間組のDNA
建築事業本部 建築営業部
1992年 | 新卒入社
※記事内の情報は2025年2月の取材時点のものです。
キャリアパス
- 1年目
- 新潟本社 建築管理部 建築に関わる事務作業全般
- 2~9年目
- 東京支店 総務部 総務部に在籍し、総務・経理・購買業務を担当
- 10~11年目
- 新潟本社 秘書課 役員のスケジュール調整ほか
- 12~13年目
- 新潟本社 開発管理課 建築工事に関わる事務作業(見積書・工事請負契約書・注文書の作成ほか)
- 14~19年目
- 新潟本社 建築事業本部 不動産部 不動産に関わる業務全般(不動産売買・仲介・賃貸)、美里土地区画整理事業地内の土地および建売住宅の販売業務
- 20~25年目
- 東京支店 開発営業部 民間建築受注に関わる業務全般
- 26~31年目
- 新潟本社 建築事業本部 不動産部 不動産に関わる業務全般(不動産売買・仲介・賃貸)、濁川土地区画整理事業地 内の土地販売業務、2020年~部長代理として当部全般のマネージメント(管理)
- 32~34年目
- 新潟本社 建築事業本部 建築営業部 民間建築受注に関わる業務全般、部長補佐として当部全般のマネージメント(管理)
- 本間組を選んだ理由を教えてください。
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OB訪問の際、先輩社員の温かさに触れた
学生時代は関東で過ごしていましたが、新潟へ戻ることを決めて就職活動を行いました。将来的に自宅を持ちたかったため建築会社に興味があり、また、学生時代に商学部を専攻していたことから、経理業務に携わりたいと考えました。さらに、管理部門を経験した後は営業にも挑戦したいと考えていました。
入社を決めた理由は、就職活動中に本間組へOB訪問をした際、同業他社よりも雰囲気が非常に良く、先輩社員が温かいと感じたからです。入社後もその印象は変わらず、例えば経理業務を担当していたときには、伝票処理でミスをした私に対して、先輩社員が仕訳の基礎を丁寧に教えてくれました。そのおかげで仕訳のルールや処理の流れを正しく理解できるようになり、スキルが向上しました。そのため、さらに経理の知識を深めたいという思いが生まれ、「建設業経理事務士1級」の取得を目指すようになりました。
このように、面倒見のいい先輩方に支えられながら、目標に向かって成長していける環境も、本間組の大きな魅力です。
- 現在の仕事内容と、やりがいを感じる瞬間を教えてください。
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結果だけではなく、プロセスや取り組み方も評価される
現在、建築営業部の部長補佐として、所属長のサポートをしながら部全体の管理を行っています。また、「不動産取引を通じた建設計画」や「ホテル建設計画」などの案件では、担当営業部員を支援し、プレイヤーとしても業務に携わっています。こうした取り組みを通じて、全社の建築系受注目標の達成に少なからず貢献できていると感じています。
営業活動では、お客様との信頼関係を築くことを何より大切にしています。具体的には、「要所でお客様に直接ご挨拶に伺う」「見積書はメールだけでなく必ず持参する」「対面やメールで熱意をしっかり伝える」といった営業スタイルを意識しています。こうした積み重ねにより、多くのお客様から当社、そして私自身への信頼を得られています。
やりがいを感じるのは、金融機関や設計事務所を定期的に訪問し、有益な案件情報を得られたときです。案件数を増やすことで、より条件の良い案件に集中して営業活動ができ、受注につながったときには大きな達成感を得られます。また、建物が完成し、お客様に引き渡す瞬間も楽しみの一つです。お客様の喜ぶ姿を見ると、仕事の成果を実感し、さらに大きな達成感を覚えます。
本間組で働く魅力は、受注の喜び、その先の目標達成の充実感、そして「働いているな」と実感できる環境です。受注に至らなかった場合でも、そのプロセスや取り組み方が評価されるため、常に前向きに仕事に取り組めるのも大きな魅力だと感じています。
- 印象に残っているエピソードを教えてください
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大規模な土地区画整理事業を経て、確かな自信がついた
特に大きなチャレンジとなったのが、「濁川土地区画整理事業」でした。このプロジェクトは、74名の地権者から提供された「保留地」と「仮換地」を合わせた約4万坪の土地を売却する事業で、当社は全体の進行を担いました。
私は主に、この広大な土地の売却と土地区画整理組合との協議を担当。金融機関や不動産会社を積極的に訪問し、スムーズに売却を進めることができました。組合との協議では、粘り強く交渉を重ねた結果、プロジェクトを予定より早く完了させることができ、大きな自信につながりました。
もう一つ印象に残っているのが、東京支店の開発営業部時代の経験です。ある設計事務所へ定期訪問を続ける中で、金融機関からの見積依頼をいただく機会がありました。なかなか受注には至りませんでしたが、粘り強く訪問を続けた結果、同じ金融機関が入るビルの見積依頼へとつながりました。見積期間中は発注者との信頼関係構築に力を入れ、提出前日には暴風雨の中、支店長と最後の挨拶に伺いました。
数日後、結果を聞きに行くと、「金額は他社より少し高かったが、悪天候の中でも訪問してくれた誠意を感じた」との理由で内定をいただくことができました。この経験を通じて、当社の大切にしている「真面目さ・誠実さ」や「熱意」が、確かな結果を生むのだと実感しました。
- 本間組での成長と今後の目標について教えてください。
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事業の新たな柱を育てたい
入社後、13年間は建築管理や総務、経理、秘書などの事務業務を担当し、原価管理や決算業務など幅広い経験を積みました。その後、営業職に転向し、不動産や建築営業に携わっています。事務で培った知識を活かしながら、営業の仕事にも少しずつ自信を持てるようになりました。
私の転機となったのは、東京支店の開発営業部にいた頃のことです。定期的に訪問していた設計事務所との信頼関係が深まり、テナントビルの案件で当社を推薦していただき、受注につながりました。この経験をきっかけに、営業の楽しさや手応えを感じるようになりました。また、金融機関から得た情報をもとに、自分で受注までのプロセスを組み立て、社内調整やお客様対応を進めた結果、案件を獲得できたときは「少しは成長できたかな」と思いました。
今後は、SDGsに関連する事業分野の開拓に力を入れていきたいと考えています。現在は「ペロブスカイト太陽光」の開発企業の情報収集を進めていますが、それ以外にも成長が期待される分野を探り、新たな事業の柱に育てていくことを目標としています。既存の顧客情報や金融機関・設計事務所・不動産会社からの紹介を活用しながら、持続可能な事業展開に貢献できるよう取り組んでいきたいです。
ある一日のスケジュール
- 8:30
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営業関連社員によるミーティング
重要事項の報告、当日の予定等を伝達 - 9:00
- 部下からの相談事項について打合せ
- 10:00
- 会議用資料の作成準備
- 11:00
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来客
現在進めている工事関連の会社 - 12:00
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昼食
外食 - 13:00
- 建築事業本部で定期的に開催する会議に出席
- 14:30
- 某金融機関へ出向き、情報交換
- 16:00
- 某設計事務所へ出向き、情報交換
- 17:00
- 金融機関・設計事務所との「打合せ記録」を作成
- 18:00
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退社
不定期に打合せがあるときは残業をしますが、なるべく定時に帰るよう心がけています。
オフタイムの過ごし方
週末はランニングを6〜8kmほどしています。走っている間は何も考えず無心になれますし、走り終えた後の爽快感も格別です。適度な筋肉痛が心地よく、心身ともにリフレッシュした状態で翌週の仕事に向かえています。
息子がアルビレックス新潟のスクールに入ってからは、家族全員で試合観戦や応援を楽しむようになりました。社内にもアルビファンが多いので共通の話題になっています。
また、昨年夏は大学時代の仲間たちと10年ぶりの一泊旅行に行き、大変良いリフレッシュになりました。全員が異業種だったため、それぞれの課題の取り組み方やアドバイスを聞けて、その後の営業活動でも大いに参考になっています。会社以外のコミュニティを持つことも大切だと感じました。