クレーン作業ナビシステム
ICT・情報化施工、港湾・海洋建設技術・浚渫技術 海洋土木技術
NETIS:HRK-230001-A
海上クレーン作業の安全・進捗を見える化
「クレーン作業ナビシステム」は、海上での消波ブロック据付作業などにおいて、船の位置や吊り下げた資材、潜水士の位置をリアルタイムで把握できる技術です。GNSSや水中モニタを活用し、作業の効率的な進捗管理と共に、潜水士の安全確保にも貢献します。
メリット
- 潜水士と吊り荷の位置をリアルタイムで把握
- 船の位置誘導がスムーズに行える
- 潜水士への施工情報を水中でも共有できる
- 作業の正確性が向上し、やり直しの削減につながる
- 潜水士の安全性を高め、事故リスクを軽減
- 施工の全体的な効率化が図れる
技術詳細
海上クレーン作業の安全性と施工性を確保するための管理システム
本システムは、消波ブロック据付等の海上クレーン作業時においてGNSSと水中位置測位装置、潜水士用水中モニタを使用することで、船位誘導、吊荷と潜水士との位置の把握、及び潜水士への施工情報共有を行い、施工の効率化及び安全性向上を目的とします。
- システム全体構成図
特徴
ブロック据付の効率化と安全性向上
- 吊荷と潜水士との離隔を直接確認しながら作業できるので、接触・挟まれ災害防止が図れ、安全性が向上します。
- 据付の進捗状況をリアルタイムに確認できるため施工性が向上します。
潜水作業の効率化と安全性向上
- 施工図等の施工情報を共有することで、意思疎通のための浮上回数が減り、潜水病リスクの低減となります。
- ラミネート加工した図面の携行が不要となるため施工性が向上します。
- 管理モニタ画面
施工実績
- 新潟港(西港地区)航路泊地付帯施設裏込工事(その2) 国土交通省北陸地方整備局
- 新潟港(西港地区)航路泊地付帯施設築造工事 国土交通省北陸地方整備局
- ブロック据付状況
- 潜水士用水中モニタ
工法・技術に関するお問い合わせ
株式会社本間組土木事業本部 技術部 TEL : 025-229-8440 FAX : 025-223-5040