災害時における事業継続計画(BCP)訓練を実施しました

2023年11月28日

大型で猛烈な台風の縦断を想定
有事の際の知識と技術を確認

本間組(社長:本間達郎)は11月17日(金)、災害時における事業継続計画(BCP)訓練を行いました。今回は大型で猛烈な台風が雨を伴い日本列島を縦断し、新潟県や東北・近畿地方で暴風による仮設の損壊や、集中豪雨による浸水や河川氾濫等の被害発生を想定し、新潟本社、関西支店、東北支店、佐渡支店の各拠点に応じた初動対応や、被害状況の情報共有訓練等を行いました。

災害発生直後、安否確認システムを通じて社員の安否を確認するとともに、被災状況を踏まえて新潟本社に災害対策本部、各支店に現地対策本部を設置しました。発生直後は通信インフラの混乱が想定されることからMCA無線や衛星電話等を使用して被災状況を確認し、その後の災害対策本部会議では、情報共有手段をテレビ会議システムとTeamsを利用したオンライン会議へ移行し、ドローンや定点カメラを用いた被災状況の確認や各所の要請に応じた資材調達物資の確認など、有事の際に行なうべきより実践的な行動を確認しました。

訓練終了後、本間社長は「現実の災害発生を想定した訓練の積み重ねと現場との連携・打合せを緊密に行うことなど、災害対応では常に緊張感と冷静さを持ち合わせた行動が重要となります。考え得る災害対応を各部単位で洗い出し、いつ起こるか分からない災害に万全の対策が取れるよう普段から意識を高めておいてください」と総括しました。

本間組は、緊急時に建設業の使命を迅速に果たすために、今後も全社を挙げて準備を進めてまいります。


▲テレビ会議システムとオンライン会議を併用した各拠点間の連絡状況

 

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