重錘均し管理システム「4D-G・Vision」

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“施工と同時”に、出来形をリアルタイム管理

「4D-G・Vision」は、防波堤や岸壁工事で行う基礎工の重錘均し作業において、施工しながら重錘の施工履歴データをリアルタイムに取得・管理できるシステムです。出来形管理の効率化・省力化を実現します。

メリット

  • 潜水士によるレベル・水中水準器・スチールテープ等での計測が不要
  • リアルタイムで出来形を確認可能
  • 施工の手直し・手戻りを削減
  • 出来形書類・帳票作成の効率化を実現
  • 発注者検査の机上化が可能
  • 施工管理のDX化・省力化を実現

技術詳細

背景

防波堤や岸壁のケーソンを据え付けるための基礎工は、ガット船や起重機船で基礎捨石を運搬し、GNSSの情報をもとに投入位置や投入量を管理しながら水中に投入します。

基礎捨石は投入しただけでは不陸があり、ただちにケーソンを据え付けることができないため、潜水士による人力均しや起重機船等による重錘(機械)均しを行い、捨石の天端を平坦に仕上げる必要があります。

従来の出来形管理手法では、天端高はレベルや水中水準器を用い、幅・延長はスチールテープ等で計測しますが、いずれも潜水士による作業であり、潜水士の負担が大きく、施工管理にかかる潜水作業の省力化が課題となっています。

概要

施工履歴の「見える化」で、現場管理のDXを推進

本技術は、起重機船で吊り下げた重錘をクレーン操作で自由落下させ、基礎捨石の天端を締固め所定の高さに均す方法です。

陸上に設置した自動追尾式トータルステーションと重錘の全周型プリズムを用い、リアルタイムに転圧時の重錘底面の3次元座標(施工履歴データ)を取得するものです。

仕様・規格

重錘重量 60t
重錘底面寸法 3.0m×3.0m
均し精度 ±5cm
標準均し能力※ 本均し:119㎡/日
荒均し:155㎡/日
対応水深※ ~30m
捨石規格※ 10~1,000kg/個

※過去の適用実績による

特徴

技術の効果

(1)出来形計測の省力化

  • レベルや水中水準器、スチールテープ等による従来型の出来形計測が不要となり、出来形管理の省力化を実現します
  • 施工中にリアルタイムに出来形の把握が可能となるため、出来形計測後の手直しや手戻りを排除できます

(2)出来形調書作成作業の効率化

  • 施工履歴データおよび点群処理ソフトウェアの活用により、効率的かつ短時間で出来形書類・帳票の作成が可能となります

(3)発注者検査の簡素化

  • 施工履歴データの活用による出来形管理を採用した場合、現地での施工状況検査を机上検査に替えることができます

施工履歴データを活用した出来形管理フロー

1.施工履歴データの出力

重錘底面中心の3次元座標(施工履歴データ)を施工管理システムから出力

2.出来形評価用データの作成

施工履歴データを重錘底面全体に分配し、出来形評価用データを作成

3.点群データの最適化処理

出来形評価用データを点群処理ソフトウェアで間引き処理

4.出来形評価・管理図作成

処理後の点群から出来形評価を実施し、出来形管理図を作成

施工実績

  • 新潟港(西港地区)航路泊地付帯施設築造工事(令和7年度) 国土交通省 北陸地方整備局

工法・技術に関するお問い合わせ

株式会社本間組土木事業本部 技術部 TEL : 025-229-8440 FAX : 025-223-5040

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