函体据付効率化施工システム
ICT・情報化施工、港湾・海洋建設技術・浚渫技術 海洋土木技術
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NETIS:HRK-160002-A(2022年10月掲載終了)
ケーソン据付作業の効率化、安全性の向上を実現
函体位置を把握できる「HONMA函体据付システム」に加え、函体水位・函体位置制御用ウインチを集中制御室で遠隔監視および遠隔操作することで据付作業の効率化、安全性の向上が可能。集中制御室において据付作業を一元監視、管理、制御でき、ケーソン上での作業が不要となり作業に伴う危険が排除され安全性が向上。
メリット
- 監視・管理・制御の一元化で作業効率向上
- ケーソン上での作業が不要で安全性向上
- ケーソンの位置と姿勢をリアルタイムで数値管理
- 水中カメラによる据付状況の可視化
- 的確な誘導により据付精度を向上
- 既設構造物との安全な離隔を保持
技術詳細
ケーソン据付作業の効率化、安全性向上を図る技術
本技術は、「HONMA函体据付システム」に加え、集中制御室で函体水位・函体位置制御用ウインチを遠隔監視および遠隔操作することで据付作業を一元監視、管理、制御するシステムです。

特徴
据付作業の効率化と安全性の確保
- 集中制御室で監視、管理、制御を一元化することで、情報伝達や機器操作の面で効率化を図ることができます。
- 函内水位調整および位置制御用ウインチ操作といったケーソン上の作業を無くすことで作業に伴う危険を排除し、安全性が向上します。
- 水中部および気中部における新設ケーソンと既設ケーソンの近接状況を監視カメラにより監視することが可能であるため、接触防止をより確実に図ることができます。
ケーソン据付精度の確保
- ケーソンを許容範囲内で据え付けることができるだけではなく、ケーソンの平面的な位置や姿勢をリアルタイムに定量的かつ視覚的に把握することで、的確な誘導指示を行うことができます。
- HONMA函体据付システムモニター
- 水位計監視モニター
- 監視カメラモニター
施工実績
- 那覇港(浦添ふ頭地区)防波堤(浦添第一)築造工事 内閣府沖縄総合事務局
- 集中制御室
- 据付状況
工法・技術に関するお問い合わせ
株式会社本間組土木事業本部 技術部 TEL : 025-229-8440 FAX : 025-223-5040