HONMA函体据付システム

ICT・情報化施工、港湾・海洋建設技術・浚渫技術 海洋土木技術

特許第5557163号、NETIS:HRK-110002-A(2017年10月掲載終了)

ケーソン据付の精度と安全性を向上

HONMA函体据付システムは、ケーソン据付時の精度と安全性を高めるために開発された技術です。3台の自動追尾式トータルステーションと水中カメラを連動させ、据付中のケーソンの位置と姿勢をリアルタイムに把握。数値と映像で状況を確認できるため、的確な誘導指示が可能となり、構造物との接触リスクも低減します。

メリット

  • ケーソンの位置・姿勢をリアルタイムで数値管理
  • モニタ上で平面位置と姿勢を視覚的に把握可能
  • 水中カメラにより水中姿勢をリアルタイムで監視
  • 的確な誘導指示により据付精度を確保
  • 既設構造物との安全な離隔を維持

技術詳細

ケーソン据付作業の精度確保と安全性の向上を図る技術

ケーソン据付精度の確保と安全性の向上を図ることを目的に構築されたシステムです。3台の自動追尾式トータルステーションと水中カメラを連携させ、据付作業中のケーソンの平面位置と姿勢を数値的、視覚的に管理することができます。

特徴

ケーソンの据付精度を確保

  • 据付途中のケーソンの平面的な位置と姿勢を作業指揮者がモニタ上で確認できます。
  • ケーソンの位置と姿勢を数値的にリアルタイムで把握し、的確な誘導指示を行うことで据付精度を確保できます。

ケーソン据付時の安全性の向上

  • 水中カメラを設置することにより、動揺しているケーソンの底部における既設ケーソンとの離隔を動画監視することができます。
  • 据付ケーソンの数値的な位置管理と水中部の動画監視により、既設構造物との接触防止等、安全性が向上します。

施工実績

  • 金沢港(大野地区)防波堤(西)築造工事(その2)         国土交通省北陸地方整備局
  • 久慈港湾口地区防波堤(南提)築造工事             国土交通省東北地方整備局
  • 新潟港(西港地区)航路泊地付帯施設護岸築造工事(その3)    国土交通省北陸地方整備局

工法・技術に関するお問い合わせ

株式会社本間組土木事業本部 技術部 TEL : 025-229-8440 FAX : 025-223-5040

お問い合わせフォーム

海洋土木技術一覧へ