令和6年能登半島地震への対応について
リリース
このたびの令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々へ謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様へ心よりお見舞いを申し上げます。
当社グループでは、地震発生直後より災害協定や要請に基づき巡視パトロールの実施や被災地への緊急物資搬送等被災地支援を行っております。当社が施工させていただいた物件の被害状況確認や復旧については現在対応させていただいております。今後も引き続き被災地の復旧復興に向けて取り組んで参ります。
株式会社本間組
1月19日 |
【埋立浚渫協会】
・輪島港:22日空気式防舷材の再設置予定
ホテルシップ用船舶の喫水確保のため岸壁前面の浚渫方法を検討
➣ガット船+サンドポンプによる浚渫を検討
・飯田港:ロングアームバックホーによる岸壁前面掘削実施(本日終了)。グラブ船(第7番神)は七尾港へ回航
・七尾港:太田岸壁の入港船対応の為、敷鉄板24枚による岸壁養生継続。※太田3号岸壁は全延長に敷鉄板敷設予定
・伏木富山港と輪島港の資機材運搬の今後の予定として伏木富山港で大型土嚢に詰めた砕石を「新世丸」が輪島港へ海上輸送する予定(1回 20日トンパック砕石詰め、21日新世丸へ積込み、22日海上運搬・荷揚げ)
・ガット船(第18松前丸)による砕石の海上運搬は21日以降も継続(400m3程度)
・金沢港御供田1号岸壁:既設岸壁の罫線施設が被災したため、陸上シンカー(仮係船柱)を設置予定
➣本間組所有のシンカー(20t型4個)を新世丸が新潟東港から金沢港へ運搬設置予定
【その他災害協定】
・北陸地方整備局北陸技術事務所の照明車の活動要請:
➣R249号道路啓開作業(1工区・輪島浦上工区:安藤・間)での照明活動を本日より実施
1月18日 |
【埋立浚渫協会】
・埋立浚渫協会北陸支部幹事会社によるWEB会議実施
➣北陸地整より埋立浚渫協会北陸支部技術委員会に対し能登6港、直江津港、伏木富山港、金沢港の応急復旧調査依頼あり⇒直江津港:本間、伏木富山港:東亜・若築で対応
➣輪島港前面の浅所部を-6.0m確保する浚渫方法を検討依頼あり
・輪島港:ガット船(第18松前丸)が砕石を海上運搬し、7時に入港、砕石積み下ろし完了。
その砕石を利用し、背後地の駐車場整備を実施。
・飯田港:グラブ船(第7番神)による航路啓開作業開始。(沈没船3隻、漁具回収作業完了)
・七尾港:18日から19日にかけて太田岸壁の入港船対応の為、敷鉄板24枚による岸壁養生実施
【その他災害協定】
・北陸地方整備局北陸技術事務所の照明車の活動要請:
➣照明車を富山防災センターから能登空港へ車両移動し、明日からの道路啓開作業の業務引継実施(明日、夜から活動予定)
1月17日 |
【埋立浚渫協会】
・輪島港:砕石海上搬入に伴う岸壁保護のため敷鉄板設置
・飯田港:航路啓開作業開始(ロングアームバックホー搬入、潜水調査、グラブ船回航(七尾港から飯田港へ))
➣飯田港・輪島港応急復旧班(五洋・東亜・若築・本間)対応
・10日に要請があった砕石の海上輸送を本日、ガット船により輸送開始(14:15 新潟東港出港⇒18日 7:00 輪島港入港予定)➣本間組対応(松前海運)
1月15日 |
・北陸地方整備局北陸技術事務所の要請を受け、富山防災センターへの照明車両移動完了、現地到着
1月14日 |
・埋立浚渫協会として、輪島港:斜路や転回場拡幅(砕石均し、敷鉄板)、砕石海上搬入準備(岸壁保護のため敷鉄板設置)
・金沢港と輪島港の資機材運搬業務で「新世丸」は輪島港で荷下ろし完了
1月10日 |
・埋立浚渫協会として、七尾港:現地調査を東洋建設(株)と本間組で実施
・金沢港と輪島港の資機材運搬作業に従事する「新世丸」は舞鶴港に避難。但し、金沢港での砕石のトンパック製作作業は天候を見ながら継続中。
・R249復旧に係る砕石調達でガット船による海上輸送の要請が入り、本間組にて対応(松前海運により東港から輪島港へ回航)※但し、1週間程度荒天によるガット船の稼働が出来ない模様
・能登6港港湾施設点検、安全設備設置要請があり、あおみ建設ほかにて対応
➣15日~19日点検作業、22日~2月2日材料調達・設置予定
・災害協定対応として、昨日の新潟県内で震度5弱の地震発生により新潟県「災害協定パトロール」を再開
・新潟地域振興局河川巡視:本震の被災箇所の変状が数カ所確認(カラーコーン10か所設置)
・新潟地域振興局港湾巡視:新潟西港新しい異常無し、東港震度3により未実施
1月7日 |
【埋立浚渫協会】
・飯田港、輪島港の応急復旧を五洋・東亜・若築・本間、東洋建設と合同で施工管理を行うことになり、当社から1名を派遣
・国土交通省が多目的船「新世丸(深田サルベージ)」を金沢港から輪島港での海上資機材輸送船舶として手配し、金沢港に入港予定 ※・北陸地整がR249号の復旧で使用する砕石を調達し、陸上クレーンと「新世丸」により現地搬入を対応
1月6日 |
・埋立浚渫協会として、「海翔丸」の荷受作業終了後、本間組関係派遣職員は帰新
・支援物資をCTV船に積み込み、魚津港から飯田港(珠洲市)へ輸送したが、魚津港出港後、荒天による時化のため帰港。陸上運搬にて珠洲市内へ移動。※日本埋立浚渫協会中部支部からの支援物資を伏木富山港湾事務所にて荷受し、現地に併せて陸送
▲珠洲市役所へ支援物資を荷卸している様子
1月5日 |
・埋立浚渫協会より九州地方整備局「海翔丸」の輪島港への支援物資搬入は深浅測量の結果、「海翔丸」の入港が難しいと判断し、七尾港に入港し、陸路による物資搬入に変更。
1月4日 |
・北陸地方整備局の要請により氷見市にて給水活動本日まで実施
・日本埋立浚渫協会より、新潟西港空気式防舷材を輪島港へ設置するため金沢港へ運搬要請があり対応
1月3日 |
・国土交通省北陸地方整備局の要請により氷見市にて給水活動継続中
・日本埋立浚渫協会として、直江津港を出港したが、荒天による時化の為帰港し、本間組(1名)、ミツミで珠洲市内へ陸上運搬にて向かうが、穴水市内の土砂崩れにより通行不能となり、金沢市の東洋建設(株)事務所へ行先変更し搬送※翌日、東洋建設(株)が珠洲市へ陸上運搬
・東洋建設(株)のCTV船にて発注者(北陸地方整備局)を人員輸送
・新潟地域振興局(中ノ口川、新川、西川)での応急復旧対応実施:段差や亀裂箇所のブルーシート養生、陥没、液状化箇所のカラーコーン設置
・得意先の被災状況確認を調査開始
1月2日 |
・国土交通省北陸地方整備局(以降、北陸地方整備局)の要請により氷見市に向け給水車を手配、現地へ急行
・日本埋立浚渫協会北陸支部として、1月3日に緊急支援物資を直江津港から珠洲市・飯田港へ海上輸送するため搬送開始
・災害協定に基づき詳細点検を実施
1月1日 |
・日本埋立浚渫協会北陸支部(以降、埋立浚渫協会)として、本間組内に災害対策本部を設置
・災害協定に基づく巡視パトロール実施
・近隣住民へ一時避難場所を提供