TLT工法

環境 陸上土木技術

廃棄物処分場の限られた容量を有効活用する技術

新たな廃棄物処分場の確保が難しいなか、既存の処分場を長く使い続けるための工夫が求められています。TLT工法は、既に埋められた廃棄物を地表に出さずに鉛直に穴を掘りながら水平方向に押し固めて体積を小さくする技術です。限られた処分場スペースを有効に使える、新しい減容化手法として注目されています。

メリット

  • 廃棄物を掘り固めて処分場の容量を拡張
  • 無排土施工で周辺環境への影響を抑制
  • 既存処分場の延命が可能で新設の必要性を軽減
  • 面的な施工により効率的な減容処理が可能
  • 廃棄物処理の安定的・持続的な運用に貢献

技術概要

現在、廃棄物処分場は用地確保が困難であることなどから、廃棄物処分場の新設が難しい状況にあります。しかしながら、既設処分場の残余量には限りがあるため、今後、廃棄物を安定的に処理できる新たな方策が求められています。
TLT工法は、土砂を排出せずに穴を削孔する「無排土孔壁工法」を応用し、廃棄物を水平方向から掘り固めることで圧縮して減容化するものです。

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株式会社本間組土木事業本部 技術部 TEL : 025-229-8440 FAX : 025-223-5040

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