管中混合固化処理工法 ドラムミキシング工法

課題
埋立・揚土技術
技術
土木

浚渫軟質土のさらなる有効利用を目指す新技術

ドラムミキシング工法は、湖沼や港湾で発生する浚渫軟質土を良質な地盤材料に改良し、埋立材やその他建設資材として有効に活用するための工法です。本工法は、浚渫軟質土を空気圧送する管中において、改良材と軟質土をプラグ流による乱流効果と「ドラム型ミキサ」による混合効果によって連続的に混練を行う工法です。また、現場条件、処理量に応じて、空気圧縮機や空気圧送船等の汎用性のある機械を組み合わせることにより様々な場面に適用が可能です。

特徴

高い混錬性能

空気圧送によるプラグ流の乱流効果に加え、「ドラム型ミキサ」内でプラグ流の運動エネルギーを活用して混練を行うため、高い混練性能が得られます。

均質な改良性能

プラグ流とは空気圧送過程で生じる軟質土と空気の交互の流れのことです。この状態では軟質土(プラグ)の大きさにバラツキがあり、定量的に改良材を添加するためには複雑な機構が必要となります。本工法は、「ドラム型ミキサ」内においてプラグ複数個分の軟質土と改良材を同時に混練するため、改良材添加量が平均化され均質な改良性能が得られます。

優れた経済性

軟質土と改良材との混練はすべて圧縮空気による圧送エネルギーを利用しているため、機構がシンプルであり経済的です。

環境負荷の低減

動力を必要としない完全密閉型システムであることから、固化処理工事にかかる環境負荷(騒音、振動、大気汚染、悪臭)が低減できます。

海上工事への適用

海上打設船を用いることにより固化処理土の水中打設も可能です。

混練機構

  • ドラム型ミキサ内では、高速で流入してくるプラグの運動エネルギーを利用し混練します。
  • 圧送管中では、プラグ流の乱流効果により混練します。
  • ドラム型ミキサ内で複数のプラグを同時に混練し、改良材添加量を均等化します。

施工実績

  • 名古屋港西5区泊地(-14m)浚渫及び築堤工事 (平成12年) 運輸省

工法・技術に関するお問い合わせ

株式会社本間組 土木事業本部 技術部

FAX : 025-223-5040
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