ポンプ浚渫船における低周波音対策

課題
港湾・海洋建設技術・浚渫技術
技術
土木

Made in 新潟:22D1013、特許第4343454号

幅広い周波数帯の騒音対策技術

本技術は、大型ポンプ浚渫船から発生する低周波音※を含む幅広い周波数帯の騒音対策技術です。

低周波音はバスのディーゼルエンジンや工場のボイラーなど、私たちの身近なモノが発生源となることがあります。本間組が所有するポンプ浚渫船「第五越後」は、主機関として6,000馬力の大型ディーゼルエンジンを採用していますが、大型ディーゼルエンジンの低周波音を含む幅広い周波数帯の排気音に対してメーカーと共同開発した特殊サイレンサーにより音源対策を実施しています。

このサイレンサーにより第五越後の排気音は大幅に低減され、周辺地域に配慮して施工を行っています。

※低周波音とは

人間の耳は20Hz~20,000Hzまでの周波数の音を聞き取ることができるとされていますが、その中でも100Hz以下の音を「低周波音」と呼びます。

この「低周波音」が大きいと音は聞こえないのに戸や窓がガタつくなどの物理的影響や特に敏感な人に対しては気分がいらいらするなどの心理的影響、頭痛がするなどの生理的影響を与えることがあると言われています。

特徴

  • 複数の消音技術を組み合わせることで、可聴音から低周波音までの幅広い周波数帯の音を低減しています。
  • サイレンサーの設置により、低周波音の低減効果が確認されています。
  • サイレンサー設置後、定期的に調査を実施して騒音対策技術の効果を確認しています。
サイレンサーの仕組み
対策効果

施工実績

  • 新潟港(西港地区)航路泊地浚渫工事(その2)
  • 酒田港北港地区泊地(-13m)浚渫工事
  • 金沢港(大野地区)泊地(-13m)浚渫外1件工事

使用船舶

工法・技術に関するお問い合わせ

株式会社本間組 土木事業本部 技術部

FAX : 025-223-5040
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