触雷安全装置による浚渫工法

課題
港湾・海洋建設技術・浚渫技術
技術
土木

触雷安全装置を装備した経済性の高い浚渫工法

本工法は、触雷安全装置を搭載したポンプ浚渫船(850ps)により浚渫する工法であり、 機雷探査を行うことなく残存機雷水域における磁気異状点密集地を安全に浚渫することが可能です。 また、通常のカッタ式ポンプ浚渫も可能であり、船体は分割・組立方式を採用 しており、河川・湖沼・港湾と幅広い展開が可能です。

1.触雷安全装置(実用新案登録第1737256号)

■異状点発生時(作業中)

ラダーのスイング時に作用するウインチ荷重を、機雷が爆発する衝撃荷重以下に制御して作業を停止させます。

■スイング時

■ピッチング時

船体のピッチングやスイング時に作用するラダー先端の荷重を、機雷が爆発する衝撃荷重以下におさえるよう、ゴム製の衝撃緩和材が取り付けられている軟衝撃ヘッド構造としています。

2.噴射式カッタレス装置

ラダー先端部にはジェット水の噴射により土砂を切り崩す方式を採用しており、残存機雷水域に対しても安全な浚渫が可能です。また、先端部は通常のカッタ装置に取替えが容易であり、一般のカッタ式ポンプ浚渫も可能なことから、広範囲に対応できます。

■噴射式カッタレス装置

■カッタ装置

3.軟衝撃スパット

船体固定、スイング作業用のスパットは、打込時に機雷を爆発させる衝撃荷重が作用しないよう工夫され、さらに先端部にはゴム製の衝撃緩和材が取り付けられています。

施工実績

  • 伏木富山港(新港地区)泊地(-7.5m)浚渫工事 (平成5年) 運輸省
  • 新潟西港道路(トンネル)浚渫(右岸)工事 (平成6年) 運輸省
  • 新潟西港道路(トンネル)浚渫(トレンチ)工事 (平成9~11年) 運輸省
  • 新潟港(東港区)泊地(-2.5m)浚渫工事 (平成11~12年) 新潟県
  • 新潟港東港区泊地(-2.0m~-2.5m)南浜浚渫工事 (平成18年) 新潟県

使用船舶

工法・技術に関するお問い合わせ

株式会社本間組 土木事業本部 機電部

FAX : 025-223-5050
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